目次
フルーツを育てたい!
島に引っ越してきて初めの頃はスーパーと商店に通っていて
スーパーには普通に綺麗な食材が並べられており、商店には地の物や期限切れのビールが100円で売られていたり、フフフ。
その中にフルーツは両方のお店にてんこ盛りに置いてあったのを思い出します。
両親にフルーツを送るために、
初めの頃はゆらてぃく市場で買ったり、道路のわきにある無人販売で試しに購入してみたり、
友人紹介で発送までしてもらったりと。
でも、やっぱ自分で育てたいよな~願望が生まれてきていた。
第一号、島バナナ
道売りをしているとき、市場でバナナが売られていて、
少し傷んでいるけど、まだ食べられるバナナをくれるおばぁがいて、
除けながら初めて島バナナを食べてみたら甘くてジューシーで、、、
でもお腹が痛くなって、、、汗
数年前に友達に苗が余っているからって貰ってきて
植えてみたら、、、
あれ~~ダメだったか、、、と野放しにしていたらいつの間にか真ん中から新しい芽が出てきた。
数か月経過すると大きな花が咲いてバナナがその花から出てきた。
こんなに大きな花が咲いて、バナナの実ってこんな風にできるんだ~ってびっくりしたことを良く覚えている。
自分の家でバナナが出来るなんて夢にも思っていなかったし、
東京ではバナナはフィリピンバナナで100円程度で甘~い日常的に購入できるフルーツの王道だよね、
それが石垣島に来て、島バナナという品種に出会って食べてみたら、、、
フィリピンバナナにはもう戻れなくなっていた。
庭で普通にバナナが実るってマジで感動!
第2号は、フルーツの王様と言っても過言ではないマンゴー!
さすがにこれは中々出来るものではないよねーと思っていたら、
知人がマンゴー栽培園なるものを手に入れてからというもの、
ずっとお世話になっていたけど、
その人に誕生日プレゼントに苗を頂いてから2年目の夏にとうとう自分の家の庭でマンゴーが実る環境となったわけだ。
まさかまさか自分がマンゴーを栽培することが出来るなんて!
ってノリだった。
マンゴーはメチャ甘くて甘くて甘くて3回も書いたけど、
本当に美味しくて美味しいんだよ!
毎年、実ってくれると本当にうれしくて感謝している。
もう、何十回って虫に刺されて大変な思いをしているけど、やりがいを感じるし、
誰に送っても相当喜ばれる。
さてここまでは、どの土でも大体はOK!
第3弾はパイン!
パイナップルは、土を選ぶ。
東京の感覚でマンゴーは見たことはあるけど食べたことのない高級フルーツで、
パインは缶詰から出てくるものじゃない?
みんなもそんな感じだよね。
でも、島の人は昔から普通に食卓に並んでいたものだそうだ。
裏山。。
冒頭の土を選ぶというのはどういうことかというと、
あの甘みを出すには限られた土でないとだめなんだとか。
その土は西表島から石垣島の一部、そして本島の北部へと続く「国頭マージ」と呼ばれている土。
一般的には赤土と呼ばれていて聞いた事あるよね。
川からこの赤土が海へ流れ出て珊瑚に悪影響を与えているとかなど。
そんな感じで、パインを栽培するにはその土地を持っているか借りれるかのどちらかに当てはまらないと出来ないので、
いつか、パインを自分で作ることが出来たらいいなぁって思っていたら。。。
パイン農家さんに会いに行く
これは去年の話しになります。
今年のパインはどうするかな~
グーグルマップで「パイン販売」って検索してみたら、
いつのまにか自宅から数分のところに「生盛ファーム」っていう農家さんがあったので、
電話をしてみた。
すると、「そちらに持っていきましょうか」
という気さくな返事が返ってきたので、
「今から見に行ってもいいですか」
「いいですよ」
こんな感じでパインを見に行った。